えらいすんまへん、どんつきで三角座り

タメになるブログを一応はめざしてます。が自分で云うのも何ですが全然タメにならないブログです。なお関西では三角座り。と言いますが体育座り。とも言います。

イケて無い会社(中小企業)の商品は、なぜダサいのか(13日更新)

すべての中小企業にあてはまる とは言わないが、ほとんど、百パーの確率でダサいデザイン(ネーミングに始まり、色、型、パッケージ、裏面の説明文のレイアウト、などなどすべて)のオンパレード
企画あるいは広告代理店に対する経費がほぼ0と云う問題もあるだろうけど、
一番の問題
それは、デザインに対する理解力不足。最終的に決める側つまりオファー側に、最新のトレンドや何をもって良しとする判断基準に疎く、
さらに担当する部や課同士の意見もバラバラ。よくありがちなのが、【上司の顔色が、すべてに優先。】で何といっても、ワンマン社長の鶴のひと声でデザインが決まる!のである。

何かの拍子に、ヒット連発のデザイナーから無償に近い経費でデザイン提案を受けた場合、果たして ”イケてない”会社から 奇跡のヒット商品は生まれるか?

答えは 絶対的にNOだ。

なぜなら、いくらデザイナーが素晴らしき提案をしたところで、
採用の判断は ”イケてない”会社側。
つまり 従来の尺度でしか判断が出来ない。
またよく有りがちな返事は
「いやあー私どもでは生産的にちょっと。。。」
とか
「何やら奇抜過ぎてイマイチですな」
とか
「営業、購買、生産。各部署の合意が必要ですので」

ゆえに、”イケてない”会社は、ずーーーとそのままなのである
ごくまれに、中小から奇跡のデザイン、製品が産まれることがある。おそらく、それまで、はみ出し者、変わり者、の烙印を押され社内のレールから外れていた者たちが、採用したデザインかも知れない。


以下追記12月13日
値段設定についても、中小に有りがちの駄目法則がある。

それは【顧客に受け入れられる価格よりも自社利益を優先】と云う絶対的法則なのだ。
イケてる会社の場合、あらゆる事前準備、調査を繰り返し、顧客満足たるに最適価格がまず有りきからのスタート。

ところが、発作的発案、あるいは営業部から ヤイのヤイの開発を迫られ、無理やりな開発には【まずは、製品の原価からのスタート】 原価がすべての出発点 すなわち顧客目線なんかほとんど忘れ、トンデモ価格が実現するのである。

この件、さらに続きます。
追記の追記

そもそもの、新商品開発 の出発点 イケてる会社(一部上場企業)の場合、まずは会社の中長期展望があり、自社や他社、業界を取り巻くあらゆる問題点、課題などを徹底的に調査。時代の流れ すなわちファッション、トレンドなどと自社商品が置かれている立場と常に比較、常に問題意識を経営側、開発部門だけでなく、営業はもちろん、製造、総務、購買 ありとあらゆる部署が危機感を常にもちアンテナを張り巡らす。
調査の結果【この部分が弱い】で初めて開発スタートとなるのである。
一方 イケてない会社の場合 開発スタートは 
売れてる【他社の、あれに似た商品を至急我が社でも!】 なのである。
従って、冒頭のデザインに対する意識や戦略(戦略と云う言葉はおこがましいけど)は、
【他社から如何に訴えられない範囲で、如何に似たデザインに仕上がるか】なのである。
二番目ならまだしも、三番目、四番目・・・・商品が 市場に受け入れられるワケが無い。(小売り側の棚スペースは、一番、二番の商品だけで充分)で、折角の開発商品も、短命に終わるのは、火を見るより明らか。

んでもって ず〜〜〜っとイケて無い会社の悲劇は続くのである。

やたらと詳しい。。。そのわけ 
私自身が、イケてない会社の【真っただ中】に居りますので。(-_-;)


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