論理的思考力が弱い自分。少しでも論理力を身につけたい。と昔、野矢茂樹氏著 入門!論理学 中公新書 を買い求めた。
だが、所詮は論理的思考力に乏しい自分。『ほんの数ページで挫折』ずっと本棚の奥にしまい込んだままでした。
ところが、先日来より、毎日新聞の あたまの体操ですっかりやられてしまった自分。如何に論理力が欠如していたか思い知らされた自分、このままでは行けない。っとばかり、論理学への知識欲が、急にめらめらと沸き起こったのだった。
で、論理学入門の新書を思い出し、数年ぶりに開いたのである。
いやはや やはり敵は相当に厄介な代物です。入門書とタイトルが付くだけに、著者は噛み砕いた表現をしてくれています。たぶん。
が
【じっくり】考えながら、あるいは前の方の文章を何度も【行ったり来たり】しなければ、文章の意味が理解出来ない。。。
うんうん苦しみながら、読み進めたところ、
こんな文章に出くわしました。
「否定」と言うのは、実は難しい
以下抜粋
引用始め
『ある状況で、Aでは無いと正しく主張出来るのは、その状況で「A」と主張すると間違いになるときである』・・・これが、論理学が扱う「否定」の意味なのです。
/引用終わり
この一文を読んだとき、ハタッと思わずヒザを打ちましたな、ワタシャ
昨年末、世間を騒がせ、政治や官僚を混乱させている多々ある
安倍総理や加計孝太郎、最近では片山さつき大臣の「否定」(言うまでもなく数々の疑惑に対する否定)
論理学的には、正しい「否定」とは言えない。
なぜなら、○○では無い っと否定するよりも
○○でした。っと疑惑を肯定する方が
あらゆる場面で
誰がどう考えても、
【疑惑を肯定する方が正しい】
すなわち 彼らの「否定」は
絶対に嘘!なのである。
こんな風に 考えた今日この頃、
何か、まちごーたコト言ってますう?