ってな独り言をココや、家族の前で 吐こうものなら、
『はあ?!』
ってなリアクションで返って来るのが関の山だろう。
ところが
【サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい。講談社プラスアルファ新書 三戸政和氏著】を読むと、
これが単なる妄想では無く、不思議と現実味が帯びてくるんだな、不思議と。ひゃあ〜ひゃ、ひゃひゃあ〜。
初めて知ったのだけど、今やネットで 譲渡希望の会社を簡単に検索できてしまうと言うのである。
試しに本の通り《M&A 案件》で検索してみると、
仲を取り持つ企業サイトがこれでもか、って言うほどヒットする。
とりあえず、試しに いの一番に現れた仲介企業のサイトへ飛んでみる。
すると トップページには新着情報。で譲渡したい会社(社名は未公開)のリストがズラズラリ〜〜。
あまりにも多いので、検索条件で
地域や、希望の職種などなど選択、絞り込むことにする。
もし私が会社を買うとするならば
当然、地域は今住んでいる大阪
職種は。。。
憧れの 出版関係!
で絞り込む。
いやはや いきなり グッ! と引っかかる情報が一軒有りました。(一軒だけかい)
場所は近畿!しかも老舗出版社 の文字に目がくぎ付け。
けれど社名や売却価格など、詳細については不明。
でさらにクリックすれば
ちょこっとした詳細画面が現れました。
社名は不明ですが 地域は希望の大阪でした。
が、トップページで見た 売り上げ 1000万以下
の文字が妙に引っかかります。
年商で1000万以下 これはちょこっと厳しいとも言えるのでは?
なぜなら
仮に年商一千万として、月商は83万円。
出版業界の平均利益率はおおよそ5%(一応調べた)とのことです。
83万×5%= 約 4万1千円の利益!。
一千万 と仮定してこれだから、もし500万なら、なんと 月二万の利益。。。。
いやはや
こりゃ、少し冷静に考えるならば
今の、手取り15〜16万の嘱託給料の方に分がある。
果てさて。。。。
また
現従業員 10名以下
とあり、詳細ページには
譲渡のち、現従業員は流動的なので、新たに従業員を探す必要があります。とのコト。
じゃあ、当面のあいだ、独り出版社ってぇ方法もあるのでは?。
独り出版社と云えば 夏葉社の島田社長!
てな 思いも 突然沸いてきたり。。。
けれど
出版の世界も 不況真っ只中!
あえて 火中の栗を拾いに行く必要など無い無い。
とか
単純に憧れていただけで 今さらこの歳(来月64)で、しかもド素人が、何が出来る??
とか
いやいや
まだまだ 人生百年。
出版も、やり方ひとつで、それなりに生き延びる方策がきっとある筈。。。
万人受けは無理として、たとえ独りにでも心に刺さる本の出版が出来るならば、それはそれで夢があるじゃないか。
とか あれやこれや 久々に
真剣に考えて込んでしまいました。(ひさびさかい)
果てさて どうしたものか
それで かく言う拙者
今まで 本は好きですが、出版関係とはまったく無縁の大阪の某中小企業に約40年勤務。のち無事に還暦定年。定年延長制度のおかげで65歳の来年まで嘱託契約。
そして 性格は と言えば
いやはや
昨年、何かの拍子で 無料診断した性格調査を思い出しました。
上 めっちゃズバリ当たってます。
社長職なんて やはり勤められるワケ無い!!
と、
この本を 読み進めていくうち、
中盤から最後にかけて
強烈なパンチが待っていましたああああああ 。
タイトルの
サラリーマンは。。。。のサラリーマンは
あくまでも一部上場企業のサラリーマンが対象であって、
拙者のような 吹けば飛ぶような 企業のサラリーマンは
まったくの対象外 なのでありました。
とほほ。。。
ま、フツーに考えても、やはりそう来ますわな。
自分ちの会社の業績回復 それすら夢の夢。なのに。
退職後、他の会社など。。。。
でも
やはり 夢は夢。
一応 たとえ夢であろうと、持ち続けます。押忍!!