以下、まったくな偏見ですので。
今日から 男はつらいよの新作映画が封切りとかで
少しは観てみたい気持ちもあるのだけど、
今さらなぁ〜
てな気持ちが先に立つ。
山田洋次監督作品は、概ね大好きだけど
男はつらいよシリーズは あまり好きではない。
『てやんでぃ このタコ社長!』と隣の印刷工場の社長の頭をポカリと叩くシーンはおなじみだし、
佐藤ガジロウに対し『このバカッ』とか、
おいちゃんおばちゃん達との喧嘩シーンもおなじみ。
んで
そう云うシーンをみても
【ほとんどの観客はゲラゲラ笑い】
かく言う自分も 昔はゲラゲラ笑いしていた口。
学校やら職場でのイジメ問題は ときおり騒がれるが
ハッキリ言って 日本人は 暴力体質な国民。
国民的人気映画
と称される 男はつらいよ が証明されているではないか。
このバカッ とポカリ
で ゲラゲラ笑い。
その流れで云うと、
漫才コンビで いまだに相方の頭をポカリ
てな漫才コンビ、相変わらず見る。
で 誰も深く気にせず
ゲラゲラ笑い。
山田洋次監督は、おそらくイジメとか無縁の人生を送ってきたのだろうと思う。
少なくとも、他人から頭をポカリとやられる気持ち、真剣に考えたことはない筈。だからこそ 『てやんでぃバカ野郎』ポカリ
てなセリフで笑いを取ろうとするのだ。
先日、ひょんなことから とあるブログを発見し、
とある記事に 心が揺さぶられ、突き刺さるものがあった。
2019.12.20 『M世界の憂鬱な、先端』 - kame710のブログ
非常に考えさせられハッとしました>ひとりの日本人が直接に、具体的にかかわっていた。そういうものでなかった侵略戦争など、古今東西、ひとつもない。その意味では、日本は普通に残酷な国であり。。。(後略)
2019/12/24 14:47
それは
【つい数十年前まで、日本軍は侵略戦争を起こし、殺人暴行焼き払い、とか罪なき人々に対し挙行】
てな歴史。
もちろん 初めて知ることではないが、
《不都合な事実から目を遠ざけて》自分も含め、我々日本人は生きている
っと云うのに、今さらながら気付いた衝撃。
平成から令和 残酷な事件が起きるたび、
我々は衝撃を口にするが、
つい数十年前まで、我々の先輩達は 普通に執り行って来たのであり、
決して 古代の遠い他国の話ではないのである。自分を含め、
そう云う体質つーか、気質を持ち合わせてるコトを
決して忘れてはならない。と思う。