えらいすんまへん、どんつきで三角座り

タメになるブログを一応はめざしてます。が自分で云うのも何ですが全然タメにならないブログです。なお関西では三角座り。と言いますが体育座り。とも言います。

日本縦断こころ旅 あるある

NHKのBSで放映中(春と秋 不定期)の、『日本縦断こころ旅』 を観るのが帰宅、晩飯後の楽しみだ。(リアルタイムでは観られないので録画再生)

 

今でこそ、『こころ旅』はメジャー的人気番組に成長した様ですが、2011年の放送開始当時は、仲間うちや、仕事先で話題にしても

「こころ旅? 何それ」てな反応が多かったように記憶している。

 

ま。そういう自分も、そもそも当番組を観るきっかけは、2011年2月のパイロット版。

五島列島出身の家内が、何かのタイミングで、

『五島を自転車で旅する番組をやるらしい』

ってな情報をキャッチ。

 

ほ〜 五島とは。珍しいやん

(今でこそ五島列島は、ちょこちょこ放映されますが当時は皆無)

と観たのが そもそものきっかけ。

 

それで、二月のパイロット版のあと、四月から正式スタートとなったのだが、

その間 とんでもない事態が わが日本列島を襲う。

 

言うまでもなく 東日本大震災!

 

家族や知人との永遠の別れの哀しみはもちろん

東北地方の 風光明媚な海岸やら 島々の碧い海と空。心の拠り所とも云うべく、ふる里をずたずたに切り刻まれた人々の哀しみと絶望は、当事者でなくとも、想像するは たやすい。

 

そう云う 未曾有の出来事が襲った2011春

 

まったくの偶然だろうけれど、そう云う時期に当番組がスタートしたのである。 

当時は、何ごとも、何かにつけ、東日本大震災とリンクさせ、ものごとを考えてしまい、複雑で厄介な心境でもあった。

 

誰しもが心の中に持ち続けてる心の風景。

その風景を 正平兄ぃ(火野正平氏)が、代りに訪ねてくれる。。。

 

風景が残っている場合は、良し だけれど

 

ふる里を失った人々たちの心はどう救うのだろう。。。

番組が続き、東北地方篇がある場合、どうするのだろう。。

てな余計な 心配。

 

今 思えば、まったくの余計な心配でもあった。

 

例え 町並みや、建物は無くても、山や海、青い空。もしくは黄金に輝く夕陽の空。これらは永遠!なのであった。

 

この番組で

2011年 の衝撃と哀しみから 救われたと感じる人は多いのでは?

 

少なくとも 私の場合は救われた。

 

 

で いよいよ本題だけど

 

視聴百パーセントで ずっと観続けていて 

とある 「こころ旅 あるある」

に気付いたのである。

 以下 箇条書き

 

・廃校 廃線 廃駅舎

・なんの変哲もない田んぼ道

・なんの変哲もない商店もしくは商店街

・亡き父が手がけた建造物

・亡き祖父もしくは祖母との想い出(旅館、滝のある景色などなど)

・誰も知らないが 息を呑む樹林

・誰も知らないが 息を呑む泉もしくは池

・ガイドブックからちょこっと離れた場所

・登下校途中の坂道

・病院の (屋上、窓)からの景色

・果樹園

・なんの変哲もない海の砂浜

・地元民すら知らない(気づかない)棚田の絶景

・母校の校庭の大木

 

これらは 番組あるある・・・・で

すなわち、

これらを盛り込んだお手紙は

【採用される確率が高い】

 

 と 思う。(-_-;)

 

逆に

・旅行ガイドブックに載っている

・ハッピーエピソード

・旅行客満員御礼

 

 などなどはお蔵入りになる確率が高い。

あるいは、

エピソード次第で、月曜の朝版で読まれるかも。。

 

以下 追記

それで

何を言いたかったと云えば

この番組は 絶景や風光明媚を魅せる旅行番組でなく、

色んな人々の

色んな人生

を見せる番組 なのである。

 

さまざまな試練を乗り越えて来ただろう正平兄ぃだからこそ、

こころの景色ハンターならぬ、人生ハンターに うってつけなのである。

 

唯一の気がかりは、正平兄ぃ いまだに煙草を辞められず(もとより辞める気はない?)に居ることである。

 

もし、まかり間違って、このブログが兄ぃに届いたならば、全国の正平兄ぃファンのため

卒煙を是非とも検討いただけると嬉しい。