先月より、家人の見舞い病院への外出手段は、もっぱら節約と三密の防止を兼ね、普通ならバスを利用するところ、てくてくと徒歩で約2キロ強の片道。
ある日、どうせならと少しばかり遠回りになるけれど、河川敷の堤防を歩き始めた。
ごちゃごちゃした国道沿いの街なかと違い
大阪でありながら空気も良く、特に晴れの日など、実に清々しく、のんびりと景色や季節の移ろいをそれなりに楽しめ、また病院通いも日常の一部と考えれば、それほど苦とは思わなくなり、また往復の間、家人のあれこれ、自分や子供ら、さらに人生のアレやコレや、哲学、宗教、政治その他もろもろ、思考するに、ピッタリなひとときだったのである。
ところが
所ジョージ
ところがなのである。
最近 やたらとチャリダー族(ヘルメットからつま先まで完全武装のサイクリングウェアに身を固めた自転車乗り)
やら
ジョガー様(これまた頭のテッペンからシューズの完全武装で身を固めたジョギング愛好家たち)が
わんさかと平和で閑散としていた我が堤防にも出現したのである。
まだ
『誠に申しわけございません。ちょこっと通らせてもらいます』な控え目な態度なら、
誰が文句なんか言いますかいな。
が、
特に チャリダー族など、
シャ〜〜〜ッ てな風切り音とともに堤防のど真ん中を猛スピードで疾走!
まるで、『チンタラチンタラ歩くなやジジイ』と言わんばかりな疾走がほとんど。
ジョガー族の皆さんの場合、チャリダー族に比べりゃ まだおとなしいものがあります。
が、中には
『フン。俺ってスポーツ家なんだぜ、チンタラチンタラ歩くなや邪魔やカス』的な態度がぷんな勘違い野郎もゼロでは無い。
んでもって、休日だけならまだしも、なぜ平日もやたらと見かけるようになったか?
要するにコロナウィルス禍で 行動自粛の要請から、会社勤務を避け、家でのテレワーク族が、チャリダー族、ジョガー族へと変身されたのであろう。
ま、考えてみれば彼ら彼女らも被害者。
ウィルス拡散の心配はないのだから大目に見たろかい。。。
って思っていたところ こんな記事を見つけてしまった。
↓
画像及び下記引用は 山中伸弥 氏 サイトより
新型コロナウイルスは感染しても多くの人は無症状です。発症する場合も、潜伏期にすでに感染力があると考えられています。ジョギングできるくらい元気でも、実は感染しているかもしれません。走って大きな息をするときは、咳やくしゃみと同じように周囲への配慮が望まれます。
走る時は、10メートルくらい離れないと感染の危険があるという報告もあります。
/ 山中伸弥氏 新型コロナウイルス情報サイト より
なかには、マスクをつけ走ってられる奇特なかたも居られますが、殆んどはマスクなどしておりません。
いやはや。
んじゃ醤油ことで。また。